ようこそ公益財団法人宮城県消防協会へ
令和7年6月6日開催されました臨時理事会におきまして、再び宮城県消防協会の会長に選任されました 佐藤孝義です。
就任にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
当協会は、平成25年から公益財団法人に移行し、県内42消防団の消防団員と11消防(局)本部の消防職員合わせて約20,000人の会員で構成されており、消防団員及び消防職員の活動支援及び消防防災思想の普及啓発や地域消防防災力の向上に取り組んでいます。
また、昨年10月には、本県で初めて全国消防操法大会が開催され、全国各地から大勢の消防団員及び消防職員の方々が本県を訪れられましたが、14年前の東日本大震災時には全国各地から温かいご支援・ご協力いただきましたことにより、震災から復興した本県をご覧いただけたのではないかと考えております。
消防団を取り巻く環境は厳しく、人口の減少、若者の意識の変化、災害の多発化・激甚化などで、若年層の入団者数の減少や団員の高齢化といった問題を抱えております。
このような状況ではありますが、当協会として、日本消防協会や宮城県及び各市町村のご支援、ご協力をいただきながら、これら課題に向き合い、難局を乗り越え、今まで以上に地域の防災力向上に努め、県民の安全・安心の確保に貢献できるよう取り組んでまいりたいと考えておりますので、今後ともご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、3期目の就任のご挨拶とさせていただきます。
令和7年6月
公益財団法人宮城県消防協会 会長 佐藤 孝義